2011/10/30

第九合唱練習中

ご無沙汰しております。

いろいろありましたけど・・・
この度、第九の演奏会に参加することになりました。
オーケストラではなく、合唱団としてです。



詳しい公演情報は下記のリンクをご覧ください。
http://kamakura-arts.jp/cgis/hall_detail.cgi?PerformInfoNo=3255&PerformPlaceNo=12




2010/12/19

電子ピアノ

まだ誕生日になってないけど、少し早めに主人から誕生日のプレゼントをもらいました。
一人暮らしを始めてからピアノに接する機会がなかったので、約10年ぶりに会うピアノです。

実は、私、バイオリンよりはピアノの方が好きなんです。
(ピアノも大したレベルではないけど、バイオリンよりは演奏歴が長く、自由に弾ける方なので。)

組み立てに1時間かかりました。

組み立て完成!

早速ヤングンに検査を受けます。

合格判定を受けました。

二人の猫に見守られながら演奏中

久しぶりにピアノを弾いてみたら、指の動きが麻痺したように鈍くなっていて、がっかりでした。
昔弾けた曲も弾けない・・・涙
毎日練習していたら少しずつ回復しています。
電子ピアノってヘッドホンを使って夜中にも弾けるのがいいですね。
これからドンドン弾きたいと思います。


2010/12/05

アマチュアオーケストラで感じたこと

考えてみたら、オーケストラの演奏会を終えてからもうすぐ1ヶ月。
写真など手に入ってからブログを書こうと思っていたが、自分で撮らなかったため写真はなかなか手に入らず、1ヶ月が経ってしまった。

実は、私にとってはこのオケへの出席が日本社会への初の進出(?)であった。
その後、仕事も始まり、多くの仲良しの同僚ができたけど、当時は日本に来て9ヶ月、結婚前から知り合った数人を除けば日本で知り合い全無の状態だったし、日本人ばかりの集団に入るのも初めてだった。それに、楽器も2年近く練習を休んでいたので、とても不安で緊張していた。

日本語は喋られるといっても、オーケストラで使う言葉は初耳のものばっかり。それこそ空気を読んで、「あ、これって韓国で言うあれのことなんだ!」と推測し、何とかごまかしてきたような感じだった。今はだいぶ馴れてなんとなく理解できるようになったけど、最初は一つ一つの言葉を聞き逃さないように集中しなければならなかった。

そんな中で9ヶ月間練習を重ね、やっと演奏会の舞台に立つことができた。
演奏会は自他共に成功と評価され、皆で褒め合う雰囲気だ。
自分でもよく頑張ってきたと思う。

子供の時から子供合唱団、ピアノレッスン、教会での聖歌隊員・伴奏者、大学合唱団、大人になってからのバイオリンレッスンとアマチュアオーケストラの経験等々、それほど短くないアマチュアの音楽人生なのだが、私にとっては実は今回の演奏会が最もきびしく、たいへんだった。

まずは不慣れな外国での初参加だったことが一番大きい理由になるだろう。
音楽用語もオーケストラの運営システムにも団員の雰囲気も新しいことばかりだった。
それから練習場所が遠いことも。家から片道1時間半以上かかるのはかなりの負担だった。

それにもかかわらず練習に出続けたのは、音楽が好きで合奏が楽しかったからだ。
毎回練習に行く前は気が重い気分だったのに、練習が終わって帰る時になると、いつも、ああ楽しかった、練習に来てよかったと空を飛べるような幸せな気分になることの繰り返しだった。

ここでアマチュアオーケストラの意味を考えてみたい。
音楽を愛し、音楽を楽しむために集まった集団。
私は合奏そのものが好きで、それだけでも充分満足している。
誰かに見せるために練習しているとは思っていない。
皆と呼吸を合わせハーモニーを創りだす合奏自体がたまらなく好きなのだ。
そして、もちろん、アマオケの究極の目標もここにあると思っている。

多くの観客に来てもらい、自分の所属している楽団が皆から良い評判を得るのも確かにいいことではあるけれど、観客の人数があの究極の目標を乗り越えた目標になってはいけないと思う。
正直に言って、今回の演奏会のチケットをめぐってセールスマンごとく毎週のようにチケット販売量をチェックされたりするのは少し抵抗を感じた。

アマチュアオーケストラなのに人数が不足しているパートにプロの演奏者をエキストラとして招聘することなんて、アマチュアの意味が退色してしまうのではないかと思う。
あなたの演奏が下手すぎるからプロの力を借りないとまともな演奏ができないのではないか、との声が聞こえて来そうだけど。
プロの演奏者が半分混ざって、その結果洗練されたいい演奏ができて、その演奏を聞いた観客から高い評価を受けたとしたらそれは何の意味があるのだろう。
プロではないが、ベストを尽くして一生懸命練習した結果、完璧ではないけれど自分の持っている技量を充分発揮してこれだけの演奏ができたと言えるのがもっと意味あるのではないだろうか。

まだ第1回定期演奏会を終えたばかりの新しい楽団に所属しているので、今後団の方針がどちらを向かって行くかはまだ分からないが、高過ぎる目標のため責め合い疲れることなく、団員一人一人が仲間を大切にしながら毎回の練習を楽しめるオーケストラになることを願っている。